気象庁は2日午前11時、「四国地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より3日早く、2025年より16日遅い梅雨入りです。

台風6号や梅雨前線の北上に伴い、四国では2日、線状降水帯による非常に激しい雨が降り続き、災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。

また、九州から関東の広い範囲で3日にかけて、災害級の大雨となる可能性があり、厳重な警戒が必要です。

台風6号は2日午前11時現在、種子島・屋久島に最も近づいているとみられ、北上を続けています。

暴風域はなくなったものの、この後、本州の南岸沿いをスピードを上げながら進む見込みで、進路に当たる西日本や東日本の太平洋側では急に大雨や暴風となる恐れがあります。

台風の北型には前線が停滞しているため、特に大雨には警戒が必要で、九州南部や四国では線状降水帯が発生する恐れがあります。

線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は以下のとおりです。
(四国地方)徳島県               2日夜のはじめ頃から3日未明にかけて  (四国地方)高知県               2日夜のはじめ頃から3日未明にかけて  (九州南部・奄美地方)宮崎県          2日昼前から夕方にかけて  
(九州南部・奄美地方)鹿児島県(奄美地方除く)   2日昼前から夕方にかけて

また、2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、  
関東甲信地方    150ミリ  
東海地方      300ミリ  
近畿地方      350ミリ  
中国地方      120ミリ  
四国地方      300ミリ  
九州北部地方    250ミリ  
九州南部・奄美地方 300ミリ

その後、3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、  
関東甲信地方    200ミリ  
東海地方      200ミリ  
東北地方      120ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

宮崎県内には「レベル3土砂災害警報」が運用後初めて発表され、今後、「レベル4土砂災害危険警報」に切り替わる恐れがあります。

また、奄美地方、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、猛烈な風が吹く見込みです。

2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)  
東海地方      20メートル(30メートル)  
近畿地方      25メートル(35メートル)  
中国地方      20メートル(30メートル)  
四国地方      30メートル(40メートル)  
九州北部地方    25メートル(35メートル)  
九州南部・奄美地方 30メートル(40メートル)  
沖縄地方      25メートル(35メートル)

3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)  
東海地方      30メートル(40メートル)  
近畿地方      30メートル(40メートル)  
中国地方      20メートル(30メートル)  
四国地方      30メートル(40メートル)  
九州南部・奄美地方 23メートル(35メートル)  
東北地方      20メートル(30メートル)  
関東甲信地方    30メートル(40メートル)

西日本や東日本の太平洋側では3日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水などが短時間で発生する恐れがあります。

また、瞬間的に立っていられないくらいの暴風も吹くため、不要不急の外出は控えるようにしてください。

交通機関が大幅に乱れる恐れもあるため、交通情報もこまめにご確認ください。

フジテレビ気象センター
フジテレビ気象センター

最新の気象・防災情報や、「なぜそういったことが起こるのか?」現象の背景を徹底解説。フジテレビ気象センターに所属する気象予報士9人の他、日本気象協会、ウェザーマップとも連携し、天気を味方につけて毎日が楽しくなる情報や、つい誰かに話したくなるような情報などお届けします。