ラオスの洞窟で約10日間閉じ込められていた住民5人が救出され、救助にあたった日本人ダイバーが、当時の緊迫した状況を語りました。
狭い竪穴から姿を現した男性たち。
周囲から歓声が上がり、次々と抱きしめられます。
20日、ラオス中部で金を採掘しようと洞窟に入った住民7人が、豪雨による増水で出られなくなりました。
このうち5人の生存が27日に確認され、1人が29日に救出されました。
救助活動に参加した日本人ダイバーの伊左治佳孝さんによりますと、ポンプによる排水に成功したことで、残る4人は30日、高さ50cmほどの狭い坑道をはって進めるようになり、最後は救助隊に引き上げられたということです。
ラオスは現在、雨期にあたり、救出の直後には激しい雨が降ったということです。
救助活動に参加・伊左治佳孝さん:
(救出が)数時間後では間に合わなかった可能性もある。結果としてはすごくギリギリのタイミングで間に合ったんじゃないかなと思う。
一方、洞窟内では依然として2人の行方がわかっていません。
現地当局と、タイや日本人などを含む国際救助チームは、さらに奥の水没した通路の先に2人が取り残されている可能性もあるとみて、排水作業を進めながら捜索を続けています。