EU(ヨーロッパ連合)は28日、中国発のネット通販「Temu」がデジタルサービス法に違反したとして、日本円で約370億円の制裁金を科しました。
EUのヨーロッパ委員会が行った調査によりますと、Temuで販売された充電器はその多くが安全性を欠いており、乳幼児向けのおもちゃからも基準値を超える化学物質が見つかりました。
さらに、取り外しのできる部品によって窒息する危険性も確認されたということです。
委員会は、Temuのサイト上で消費者が違法な商品を目にする危険性が高いにもかかわらず、その被害を十分に評価していないことが違法だと判断し、2億ユーロ、日本円にして約370億円の制裁金を科しました。
ビルクネン上級副委員長は、「違法な商品による被害の実態を消費者などが把握できない状態にしている」と指摘し、「Temuは今こそ法律を守るべきだ」と強調しています。
ヨーロッパ委員会はTemuに対し、8月28日までに是正計画を提出するよう求めています。