山菜採りでの遭難が後を絶たない。27日に鶴岡市の観光ワラビ園で男性の行方がわからなくなり、28日の捜索でも発見に至らなかった。
行方がわからなくなっているのは、遊佐町豊岡の農業・阿部雄幸さん(78)。
警察によると、27日午後0時半前、鶴岡市木野俣にある「一本木観光ワラビ園」を訪れた阿部さんの行方がわからなくなっていると110番通報があった。
阿部さんは妻と知人の3人でワラビ採りをしていたが、集合時間になっても戻ってこなかったという。
27日の捜索では見つからず、28日も午前5時から警察・地元の猟友会などが14人態勢で捜索にあたったほか、県警ヘリ「がっさん」も動員して上空からも捜索したが発見には至らなかった。
捜索は天候不良などもあり午後3時前に打ち切られ、29日に再開される見込み。
阿部さんは携帯電話を所持しておらず、連絡がとれない状態。
2026年に県内で発生した山岳遭難は15件で、2025年の同時期と同じペースだが、このうち山菜採りでの遭難は7件と2025年より大幅に増えている。
警察は山に入る時は必ず携帯電話を持参し、複数人で行動することなどを呼びかけている。