再審=刑事裁判のやり直しの制度を見直す法案が、衆議院の委員会で実質審議に入りました。
刑事訴訟法の改正案を審議する法務委員会は午前9時から始まり、冤罪被害者の袴田巌さんの姉・ひで子さんも傍聴に訪れました。
改正案は、自民党の審査で、検察の異議申し立て=「抗告」を原則禁止とするなど当初の政府案を修正したものですが、委員会での質疑で自民党の稲田元政調会長は証拠の開示を巡る「目的外使用の禁止」も取り上げました。
袴田さんの無罪につながったのが、開示された衣類をもとに支援者らが行った実験だったことなどを踏まえたものです。
自民党・稲田朋美元政調会長:
証拠っていうのは、国民のためのものだと思います。無罪を立証するために、その訴訟準備として使う。それを公表することができるんですよね?
法務省は、開示証拠に基づく支援者らの実験は目的外使用に「当たらない」と答弁しました。