リニア新幹線静岡工区の着工に向け、地元の理解は進むのでしょうか?JR東海が環境保全への取り組みを紹介する住民説明会が静岡市で始まりました。

福島流星 記者:
着工容認の条件にもなっている地元住民の理解は深まるのか、ここ静岡市の会場ではJR東海による住民説明会が始まっています

5月26日から静岡市で始まったこの説明会は、県とJR東海の環境保全策についての対話が完了したことなどを受け開かれました。

会場内では、リニア工事の状況や不測の事態が発生した際の対応方法などパネルや映像で紹介されています。

午前10時の開始前後にはひと悶着も…。

市民団体:
私たちの声を聞いてください

JR職員:
中で…

市民団体:
中はマスコミが入れないって言っているでしょ?

今後も納得いくまで説明を続けるよう求める市民団体。

要望書を提出しようとしますが、非公開の会場内での受け取りを提案するJR側と公開するよう求める市民団体側とで話は平行線に。

市民団体:
あなたが受け取って。いま読み上げるから

JR職員:
入口なので…

結局、市民団体側が会場の入り口で要望書を読み上げ、会場内の職員に手渡しました。

その後は特にトラブルはなく、約120人が訪れた26日の説明会。

今回からは県の職員も同席し、これまでのJRとの対話の状況や今後の県の対応方針など説明していました。

参加者:
流水量や湧水量の変化を気にしていましたが、その現状把握をしっかりやっていると

参加者:
質問したくても結構な人数がいたので時間内に聞くことができませんでした。ただ、わからなかったことは多少わかった気がします

JR東海・リニア静岡工事事務所 永長隆昭 所長:
自分たちの取り組みへの理解を深めてもらうことはもちろんですが、そのベースにある地域住民が何を気にしているか、考えているか、双方向の対話をする中でやっぱり話を聞き、少しでもヒットするようなやり取りをさせてもらえたら

説明会は27日清水区で開かれるほか、6月20日にかけて大井川流域の10市町でも2日間ずつ開催される予定です。

鈴木知事は着工容認の条件に地元の理解を挙げていて、年内にも判断するものとみられます。

テレビ静岡
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