日本海中部地震の発生から26日で43年がたちました。地震の後に津波が押し寄せ、多くの尊い命が奪われました。秋田県男鹿市の加茂青砂地区では、遠足に来ていた小学生13人が津波の犠牲となりました。海岸では、遺族が鎮魂の祈りを捧げました。
1983年5月26日午前11時59分。秋田県沖を震源とするマグニチュード7.7の巨大地震が発生し、秋田市などで震度5を観測しました。
沿岸には津波が押し寄せ、男鹿市の加茂青砂海岸では、遠足で訪れていた合川南小学校の児童13人の尊い命が奪われました。
県内で83人が亡くなり、このうち79人が津波に巻き込まれました。
26日、加茂青砂の海岸には遺族が訪れ、海岸近くに建てられた慰霊碑の前で静かに手を合わせました。
福岡史恵さんは、当時9歳だった長女の有希子さんを亡くしました。毎年、あの日と同じものが入った弁当を持って海岸を訪れています。
遠足の前日に一緒に作った卵サンドを、有希子さんが食べることはありませんでした。
福岡史恵さん:
「43年もたったとは思えない。周りは変わっているが、気持ちはいつもあのことを思えばこの間のような感じがする。やっぱり生きていてほしかった」
どんなに月日がたっても、悲しみが消えることはありません。