過去30年で増加傾向にある国内の紫外線。かつては女性だけのものと思われがちだった「紫外線対策」が、今、男性の間でも急速に広がっている。宮崎市の店舗では関連グッズの売り場が倍増するなど、需要が急拡大中。宮崎県出身の俳優・佐藤信長さんが、変化する男性の最新UVケア事情を取材した。

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気象庁の観測によると、国内の紫外線量は過去30年間で増加傾向にある。自動車の排ガス規制などで大気中の微粒子が減少した結果、紫外線が地上に届きやすくなったことが要因だ。

 男性の3割が対策を実施

東京のマーケティングリサーチ会社「マーケティングセンター」が2025年に実施した調査では、紫外線対策を「行っている」と回答した割合は、女性が8割に対し、男性は3割だった。

日差しの強い日が増えたが、男性は日焼け対策をしているのだろうか?JR宮崎駅前で取材した。

10代の男性:
僕はしてない。学校行くときとかあんまり時間がないから。

20代の男性:
日焼け止めは少し塗る。あと、寝る前や起きた後に化粧水や乳液を塗ったりしている。

ハンズ宮崎店の紫外線対策グッズ

対策をしている男性はまだまだ少数派のようだが、ハンズ宮崎店では来店客からの要望を受け、3年前から日傘など男性用の紫外線対策グッズを取り揃えている。

ハンズ宮崎店の川崎店長によると、男性用の商品は3年前は前年比110%前後だったが、2025年はUVの傘だけでも前年比140%くらいになっているという。

男性用の商品の中で最も売れているのが簡単に折り畳める「日傘」だ。重視するポイントは使いやすさ。簡単に使えて、鞄にも収納できるものが選ばれているそうだ。

佐藤信長さん:
かなりコンパクトだけど、開くと大きくて軽い。

さらに、対策は日傘にとどまらない。絶対焼けたくない男性にオススメの商品が、顔から首全体を保護するサンシェードや、腕の日焼けを防ぐアームカバー、UVカット機能を備えたパーカーなど、より本格的なアイテムだ。

背景には、「屋外で仕事をする男性にアームカバーを着けさせてあげたい」という女性からの問い合わせや、男性本人からの「専用の商品が欲しい」という強い要望があったという。

スキンケア市場も2倍に拡大

男性の意識変化はスキンケアコーナーの拡大にも表れている。

ハンズ宮崎店では、洗顔フォームから化粧水や乳液、パックまで豊富に商品が揃った男性用スキンケアの売り場を2倍に増やしているという。

佐藤信長さん:
女性のところに入っていって、ちょっと恥ずかしいな、という思いがある人もきっといると思う。男性専用のコーナーがあれば、堂々と入って選べる。

ハンズ宮崎店 川崎真木子店長:
身近に感じるのは、朝、ハンズの男性スタッフが日傘をさしてくる。時代も変わったな、という感じがする。商品を見てらっしゃるお客様も増えているので、男性でも肌を守りたいという意識がぐっと上がってきているんだなというのは肌で感じる。

マーケティングリサーチ会社の調査では、男性が日焼け対策する理由の約5割が「肌の痛み」、約4割が「肌の老化を防ぐなど」だった。

年々厳しさを増す紫外線と暑さ。かつては女性のものと思われていた対策グッズも、今では男性の日常に溶け込んでいる。自分を守るための『夏支度』を、今年こそ始めてみてはどうだろうか。

(テレビ宮崎) 

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