アフリカのコンゴ民主共和国で流行しているエボラ出血熱をめぐり、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は20日、「パンデミックの緊急事態ではない」との見解を示しました。
WHOによりますと、エボラ出血熱はコンゴ民主共和国東部のイトゥリ州を中心に広がっていて、感染の疑いは約600人、感染疑いによる死者は139人に上っています。
テドロス事務局長は、流行が確認される前からウイルスが広がっていたとして、今後も感染者数や死者数は増え続けるとの見通しを示しました。
その上で、今回の流行について「公衆衛生上の緊急事態である一方、パンデミックの緊急事態ではない」と述べました。
WHOは、流行のリスクについて、コンゴと周辺地域では高い一方、世界全体では低いと評価しています。