気になる疑問やニュースのナゼを解き明かす「どうなの?」です。

気温も暖かくなってきて暑すぎる日もありますが、過ごしやすい日も多くなってきました。
そんな中で「蚊に刺された」という声も聞かれるようになったのではないでしょうか。

蚊の生態に詳しい専門家によりますと、今の時期から蚊は活発になるといいます。
そこで、20日の「どうなの?」は“この時季増加!蚊の対策 寝ている間に気付いたら”について見ていきます。

今の時期から活発になる大きな要因は「気温」だといいます。

(株)三共消毒顧問・荻野和正博士によりますと、大体23度から30度弱というのが蚊にとってうれしい気温。
また、これから梅雨に入ると湿度が上昇するため、より活発になるといいます。

2026年の特徴としては、2025年より活発になる時期が少し早いそうです。
というのも、蚊が羽化するために必要な気温の日が多かったためとしています。

榎並大二郎キャスター:
気になったんですけど、どのぐらいの距離で人のことに気づくんですか?

安宅晃樹キャスター:
蚊の行動を研究・分析している花王によりますと、大体、約10メートル離れた場所で、人から出ている二酸化炭素を感じ取ることでターゲットを探す行動に移るといいます。

最新の花王の研究では、二酸化炭素があると蚊が人を探そうとする行動が活発になることが分かっています。
そこから徐々に蚊が近づいてきて、3メートルから1メートルぐらいに入ってくると、今度はにおいや視覚で人を確認することができるようになるといいます。
さらにどんどん近づいてきて、あと数十cmというところになってくると、最後は人の体温を感じ取って、最終的には肌に着地して血を吸うというわけだそうです。

山崎夕貴キャスター:
10メートルって衝撃ですね、逃れられない。私たちからは見えないけど向こうからは見えてるってことですよ。

では、刺されやすい人の特徴について見ていきます。

荻野博士によりますと、刺されやすい人の特徴は「体温が高い」「汗をかきやすい」、つまりは子供や代謝のいい人だといいます。

そして、サンダルの人。
蚊は足のにおいをかぐそうで、足を露出していると刺されやすくなるといいます。

さらに、お酒を飲む人。
これはフルコンボだそうで、お酒を飲んで代謝がよくなり、そして、汗をかきます。
二酸化炭素の量も増えて、さらには飲酒後、皮膚の感覚も鈍くなるため、刺されても気づきにくいというわけです。

そして、荻野博士によりますと、屋外でも刺されやすい場所、刺されにくい場所があるといいます。

安宅晃樹キャスター:
外の天気のもとで「原っぱ」「水辺」「木陰」。この中で刺されにくい場所はどこだと思いますか?

遠藤玲子キャスター:
プールに入っていたり、海にいるとあんまり刺されない気がするので2番の水辺。

安宅晃樹キャスター:
正解は、原っぱなんです。

蚊は乾燥したところを嫌うといいます。
また、直射日光も嫌うので、障害物がなくひらけたところにはあまりいません。

一方で、「水辺」は卵を産む場所に適したところになります。
さらに、「木陰」というのは気温も低く過ごしやすいため、この中では一番、屋外の中で「原っぱ」が刺されにくいというわけです。

山崎夕貴キャスター:
とはいえ原っぱにずっといるのは暑いじゃないですか。他に何か対策ありませんか?

荻野博士によりますと、蚊も苦手なことがあるそうで、それを踏まえての対策があるそうです。

蚊の苦手なものは「かんきつ系の香り」。
グレープフルーツやレモンなどの香りがすると近寄らないといいます。
気をつけなければいけないのは、逆にフローラル系、バラなどの香りの柔軟剤などをつけている人は、つけていない人と比べて蚊が寄ってきやすいそうです。

そして、驚きですが、蚊は飛ぶことが苦手だといいます。
これを逆手にとって、夏の暑い時期の必需品でもある小型の手持ちの扇風機で風速2メートル以上出すことができれば、蚊は飛べなくなり、近寄らなくなるということです。

三宅正治キャスター:
寝ようと思った時に耳元にブーンってくるじゃない。あれがもうどうやっても捕まえられない。あれは何とかならない?

安宅晃樹キャスター:
専門家に寝室に入ってきた時の対策を聞きました。ポイントは、先ほどお伝えした「風」です。

2メートル以上あると蚊は飛べなくなるため、足元に扇風機を置いて、低い位置から少し上に向けて首を振るような形にすると、体に蚊が近寄りにくくなるということで、このような状況を作ってあげることが大切といいます。
ただ、ずっと風を体に当てる形になるため、体調がすぐれない時にはお気を付けください。

そして、刺されてもむやみにかいたりせずに、ぬれタオルなどで冷やすとかゆみも和らいで腫れも引きやすいそうです。

安宅晃樹キャスター:
ということで、20日の「どうなの?」は“この時季増加!蚊の対策 寝ている間に気付いたら”について見ていきましたが、専門家などを取材したところ、今の時期から蚊が多くなっていて、場所としては水辺や木陰が要注意。そして対策としては、かんきつの香り、風をうまく使うことが有効であることが分かりました。