日本維新の会代表で大阪府知事の吉村洋文知事は関西テレビ「newsランナー」(2026年5月19日放送)に出演し、出馬の前提条件や住民投票の在り方についての考えを語った。

■住民投票が実現するまでの道筋

住民投票を実施するためには、いくつかのステップが必要だ。

大阪市議会と大阪府議会の代表で構成される”法定協議会”において、特別区の区割りなど「設計図」を決め、その内容を府議会・市議会の両方で可決しなければならない。

住民投票
住民投票
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■「府民にも投票権が生じる」

放送では、「大阪府民にも投票権はあるのか」という疑問も提起された。

Q.府民にも投票権はある?

吉村知事は「副首都法案においては、大都市法の改正部分も含みますので、府民に投票権が生じ得るということになります」と説明した。

ただし、それは自動的に決まるものではないとも付け加えた。

「当然のように府民投票になるわけじゃない。市域の住民投票か、あるいは府域全体の住民投票をやるのか、それは法定協議会の中で議論して決める。そういう選択型の法律」

大阪府民にも投票権はあるのか?
大阪府民にも投票権はあるのか?

■「どっちも筋がある」 揺れる吉村代表の本音

Q.吉村知事自身は「市民投票」「府民投票」どう考えている?

【吉村代表】「どっちも筋があるなと思ってて。市民の住民投票やるのは筋だと思う。だって大阪市の重要な選挙。これまでもそうだったから。これ1つの大きな筋です。

もうひとつ議論になっているのは、副首都にふさわしいような「大阪都政」をひくのは、本当に市域だけのことなんですかと。大阪府民全体に影響があることなんじゃないんですか。

名前も大阪都に名称変更、名実ともやるんだったら、それ大阪府民全体で決めるべきじゃないですか」

大阪府知事 吉村洋文知事
大阪府知事 吉村洋文知事

■「まだ法律できてないから」 今後の焦点は法定協議会

大阪維新の会大阪府議団が2026年2月に行ったアンケートによると、「府民は3回目の挑戦を支持するか」という問いに対し、支持する41.7%、支持しない40.4%という僅差の結果が出ています。

吉村代表の出馬表明を経て、府民の間での議論はさらに深まりそうだ。

(関西テレビ「newsランナー」2026年5月19日放送)

大阪維新の会大阪府議団が2026年2月に行ったアンケート
大阪維新の会大阪府議団が2026年2月に行ったアンケート
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