今年3月、白山市で発生した大規模な地すべり。
19日県は、専門家を交えた対策会議を初めて開き、本格復旧に向けて今後の対策などを話し合いました。


今年3月、白山市若原町にある高齢者施設の裏山で幅約100m、高さ200mに渡って大規模な地すべりが発生しました。白山市は避難指示を発令し高齢者施設の入居者や近くの住民など計77人が避難しました。

これを受け、19日金沢市内で初めて開かれた対策会議。会議には、県や白山市の職員のほか、地盤工学や自然災害科学を研究する専門家など計7人が出席し、地すべりが起こるメカニズムや梅雨を迎えるにあたっての警戒体制などを共有しました。

地すべりがあった現場では、今も土砂の動きが収まらず、原因となっている地下水を抜くため、斜面の横からポンプを使って排水しています。ポンプは現在斜面の上段と下段に13本設置されていますが6月上旬までにさらに7本追加し、排水を進める予定です。

県農林水産部由谷倫也参事:
「地すべりのメカニズムが分かる状況を可能な限り情報がくるように最大限努力しまして、できる限り早急に(復旧の)見通しを示せるように努力する。」

県は土砂の動きが収まり次第、復旧に向けた本格的な工事に着手するとしていますが、復旧の見通しは立っていません。また、安全が確認できないため避難指示の解除の時期も分からないとしています。

石川テレビ
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