ヤギが空港で活躍している。松本空港管理事務所(長野県松本市)は、4月から、空港の用地でヤギの放牧を始めた。職員や業者が行っていた草刈りの負担を減らすだけでなく、地域の憩いの場にもなればとしている。

空港の緑地管理「ヤギさんにお任せ」

あたたかい日差しの中で草をはむ2頭のヤギ。

茶色いのが「ひーちゃん」で、白いのが「まーちゃん」。

訪れた人:
「かわいいですよね」
「普段見ることもないので、かわいいと思います」

ひーちゃん
ひーちゃん
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2頭がいるのは、牧場でも動物園でもない。

松本空港の管理する敷地だ。

松本空港管理事務所・柴田洋二施設係長:
「松本空港では、敷地内にヤギさんにお任せしたらどんなふうになるか試してみようとなって、緑地管理をお任せしているところです」

まーちゃん
まーちゃん

ヤギが草刈り 空港職員の負担軽減に

県の空の玄関口で「日本一標高の高い空港」としても知られる「松本空港」。

滑走路エリアには、コンクリートで舗装されていないところも多くあり、冬場以外は、草刈りが必要だ。

ヤギ2頭がいたのは、着陸する飛行機を誘導する進入灯の用地。

幅約2メートル、長さ約800メートルで、これまでは毎年6月と10月に業者や職員が手入れを行っていた。

ヤギの放牧は、業者や職員の負担軽減が大きな目的だ。

松本空港管理事務所・柴田洋二施設係長:
「試行錯誤で、何人かで話し合って、その人(職員)が勇気を出して発言した『ヤギさんやってもらおうじゃないか』と」

進入灯の用地
進入灯の用地

ヤギの後輩は「働きっぷりがいい」

2頭は、伊那市の牧場からレンタルし、4月21日から放牧している。

担当者:
「仕事をしているから、あまり構ってくれないですね」

今は、毎朝8時ごろから夕方4時ごろまで「草刈りの業務」にあたっている。

担当者:
「一応、後輩だと思っています(笑)。働きっぷりいいですね。選んで食べているのがよくわかって、人が刈ると一様に同じ長さに切ってくれるけど、そういうふうにはうまくいかない」

草刈り業務中
草刈り業務中

公園の利用者も「いてくれて楽しい」

用地の近くには、市の管理する公園もあり、利用者からもかわいがられている。

訪れた人:
「身近で動物見られるし、ご飯あげてよさそうだし、いてくれたら楽しい」

松本空港管理事務所・柴田洋二施設係長:
「草食べてくれるのと、元気でいてくれるのと、みんなが来たら近寄ってくれれば、それでいいかなと思います」

ヤギの放牧は6月末までの予定。

管理事務所は、結果を検証し、今後も放牧をするか検討することにしている。

近くには市の管理する公園も
近くには市の管理する公園も
長野放送
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