富山県高岡市北島に本社を置く建設工事業の旭建設が、今月8日に富山地裁高岡支部から破産手続きの開始決定を受けました。

帝国データバンクや東京商工リサーチによりますと、旭建設は1955年に創業。創業当初はログハウス建築を得意とし、その後も建築工事を中心に土木工事なども手がけ、業容を拡大。
官公庁発注の工事や地場建設業者からの下請工事にも対応し、2000年3月期には年間売上高で約3億2900万円を計上していたということです。

しかしその後、同業他社との競争激化などから受注が伸び悩み、業績は低調に推移。
さらに近年は、コロナ禍やウッドショックによる建築コストの上昇、人手不足、そして新設住宅着工戸数の減少といった複合的な打撃を受け、2025年3月期の売上高は約3000万円にまで落ち込んでいたということです。
旭建設は損益面でも赤字決算が続き、債務超過状態が長期化して資金繰りは限界に達し、後継者も不在だったことから、2026年3月までに事業を停止。今回の破産申請に至りました。
負債総額は債権者約20人から30人に対し、金融債務約9000万円を含む、約1億円ということです。
(富山テレビ放送)
