雲仙・普賢岳の大火砕流から6月3日で35年を迎えるのを前に、18日、火山の専門家などが山に登り、火山活動は静穏であることを確認しました。
18日の防災視察登山には、雲仙市や九州大学、県警など37の機関・団体から112人が参加しました。
防災視察登山は毎年、春と秋の2回行われていて、参加者は雲仙・普賢岳の噴火活動でできた溶岩ドーム「平成新山」の山頂まで登り、現状を確認しました。
九州大学の松島健特任教授は溶岩ドームの頂上付近で噴気の温度をはかり、88.2度と安定していて、「ここ15年大きな変化はない」としています。
長崎地方気象台 本井雅人 防災業務係長
「火山の活発化を示すようなこともなく、火山性地震の回数も90年代の噴火活動が活発だったときに比べてかなり静穏な状態が続いている」
九州大学は火山の活動が活発かどうか判断するうえで温度の計測は重要で、今後も現地で継続的に行うとしています。