全国初の取り組みです。畜産業や動物園の臭い対策に役立てようと、宮崎市と大手日用品メーカーのエステーが連携協定を結び、実証実験を始めることになりました。
18日行われた締結式では、宮崎市の清山市長と、エステーの山本一成取締役が、協定書に調印しました。協定には、フェニックス自然動物園と市内にある養鶏場で、エステーが開発した消臭剤を使い、臭いを低減させる実証実験を行うことが盛り込まれています。
さっそく動物園で、実験の説明が行われました。今回の実験で使われる消臭剤には、トドマツの枝葉から抽出した成分が使われています。夏場にかけて臭いが強くなるフラミンゴの展示場では、ネットに消臭成分が含まれたシートが張られたほか、飼育員が成分を含んだ水を噴霧器で散布しました。
(エステー 山本一成取締役)
「畜産業を支援するということで、できることは臭いだと思っていますので。働かれている方の臭い、周りの環境、それから近隣の方の臭い。飼育されている動物の環境も改善してあげることが、とても大事」
宮崎市とエステーは、6月から半年間、来園者や飼育員へのヒアリングなどを行い、効果を調査することにしています。エステーは、今回の実証実験をもとに最終的に商品化を目指したい考えです。