高級ブランドを狙った窃盗事件が全国で相次いでいる。ドアを無理やりこじ開けて侵入。最初に警備システムを止め短時間で盗み逃走するなど、強引で計画的な犯行の手口が共通しているという。
ドアを無理やりこじ開け侵入か
事件が起きたのは佐賀・鳥栖市の住宅。今年5月4日午後7時ごろ、高級ブランドの衣類や腕時計など250点あまりが盗まれた。

被害総額は約1億7000万円相当に上るという。
被害者の男性が犯行の状況や特徴について取材に応じてくれた。

犯人が住宅の中に入ったとみられるのは玄関とは別の勝手口。ドアを無理やりこじ開けたようなあとが残っている。
警報システムを止め約10分間の犯行
部屋に侵入した犯人は、最初に警備システムを止め、約10分間という短時間で犯行に及んだのではないかと男性は話す。

被害男性:
(家族が)家に行ったのが(午後7時)20分ぐらい。もうその時にはいなかったということなので(犯行時間は)10分ぐらいのはず
被害者の男性から様子を見てほしいと連絡を受け、かけつけた家族は次のように話す。
被害者男性の家族:
2階は電気がついていない状態なんですけど、そこがついていたので、ちょっとおかしいなと

その家族によると、玄関は開いていたという。犯行後、犯人は玄関から外に出て、乗ってきた車で逃げたとみられている。
狙いはクロムハーツやルイ・ヴィトン
盗まれた高級ブランドはクロムハーツやルイ・ヴィトン。被害男性は、狙われた高級ブランドの価格が近年、高騰していると話す。

ゴールデンウイーク期間中、福井市の高級ブランド店や名古屋市の住宅でも窓ガラスやドアが壊され高級ブランド品ばかりを狙った窃盗事件が相次いでいて、共通するのは“強引で計画的な犯行”。
福井市の高級ブランド店では、衣類やアクセサリーなど約180点が盗まれ、被害総額は6000万円に上るとみられ、犯行時間はわずか3分ほどだったという。
今回の鳥栖市の事件について警察は、住居侵入・窃盗事件として被害届を受理。事件現場は住宅街で、午後7時ごろという人目につきやすい時間帯という非常に大胆な犯行。捜査の進展が待たれる。
