北陸新幹線「小浜・京都ルート」による新大阪延伸の実現に向けた決起集会で11日、国交省の五十嵐徹人鉄道局長が「自ずから結論が決まっている」などと発言したことを受け、日本維新の会の与党プロジェクトチームは14日、緊急で記者会見を開き、五十嵐鉄道局長による速やかな発言の撤回と謝罪を求めた。
「B/Cも重要だが、それだけで決まるなら政治はいらない」
維新の会が問題視しているのは、11日夜に東京都内で、福井県議会議員や石田知事、県選出の国会議員らが参加し開かれた新大阪延伸の小浜・京都ルート実現に向けた決起集会での五十嵐局長の発言。
五十嵐局長は壇上で「国土交通省から1ブロック離れた財務省とかの役人に、だまされるようにB/Cとうなされるように言う人がいるが、もちろんB/Cも役人としては関係ないとは言えず非常に重要だが、B/Cだけで決まるなら政治はいらない。先ほど稲田議員や滝波議員から紹介があったが、与党PTのヒアリングで知事に話してもらった事柄を、普通にマス目を埋めていけば自ずから結論は決まっている」とした。
前原共同委員長「着工5条件を軽視する発言は許されない」
会見で維新の会の前原共同委員長は、福井県が小浜・京都ルートに限定する立場と分かっていながら国交省幹部が決起集会に出席することが問題だと言及。「着工5条件を自らが軽視する発言は許されるものではない」としました。
また、今回の発言を受けて、五十嵐局長からは謝罪のメールがあったと明かしました。
国交省・五十嵐徹人局長の発言全文
今日、お集まりの皆様も事情も歴史の積み重ねもご案内なので、もう釈迦に説法なので、もう言う必要ないと思うんですね。 ただ、整備新幹線の着工に当たった色んなその時々の政治状況で、この新幹線問題にご存知ない新しい方が、議論に参画をするもんですから、そういう方からする今日お集まりの人からすると至極当然の話が、なんかよく分かんないなと。
私共の国土交通省からちょっとワンブロック離れた、財務省とか役所の人も、騙されるようにB/Cとうなされるように言う人もいるんですけど、もちろんB/Cも役人としては関係ありませんとは言えませんので、B/Cは非常に重要なんですけど、B/Cだけで、決まるんだったら政治いらないんですよね。
事業を決めるというのは、B/Cだけでは決まらないというところにお気付きただければ、今までの議論の積み重ねであるとか先程、稲田先生や滝波先生からのご紹介ありましたけど、与党PTやっていただいてるヒアリングで知事にお出ましをいただきまして、ご発言いただいた事柄を普通にマス目を埋めていけば、もう自ずから結論は決まっておりますので、どうやってこの夏までに至極当たり前のことに皆様に、新しく議論に参画された方、あるいは久しぶりに参画された方に、納得をしていただくか。その納得がつけば、事業認可以降も、大変残念なことですけど、やっぱり工事に一定の時間かかりますので、長いプロジェクトでございますので、その時々の政治状況に関わらず、事業を続けていく為の固い決意というか納得性がやっぱり重要だと思ってますので、私共、色んな工夫をして、この夏を上手く乗り越えたいと思っておりますので、納得の為のプロセスだと思っていただきまして、熱いまなざしで先生方と私の後ろ姿を応援していただければと思っています。
頑張って、とにかく夏までにルートを決めて、29年度予算は、今まで予算、2回やって失敗しておりますので、普通の局長だったらクビでありますね。クビにならないように頑張りたいと思いますんで。引き続きのご支援をお願い申し上げまして、私からの挨拶いたします。ありがとうございます。
