フィリピンの首都マニラにある議会施設で13日、複数の発砲音が響き騒然とした状態になりました。
議会施設内にはドゥテルテ前大統領の側近で、ICC(国際刑事裁判所)から逮捕状が出ているデラロサ上院議員がとどまっており、身柄をめぐり緊張した状態が続いていました。
地元メディアなどによりますと、首都マニラ近郊の上院施設で13日夜、10発以上の銃声が響き、施設内にいた報道陣らが避難する騒ぎとなりました。
誰が発砲したのかは明らかになっていませんが、現場では自動小銃を携行した軍関係者の姿も確認されました。
軍は上院から要請を受け、警備支援に入ったと説明しています。
これまでのところ、けが人の情報は確認されていません。
デラロサ氏はドゥテルテ前政権で国家警察長官を務め、強硬な「麻薬戦争」を主導したとして、ICCから人道に対する罪の疑いで逮捕状が出されていて、現在、上院の保護下に置かれているとみられます。