宮城県栗原市に住む90代の女性が、警察官を名乗る複数の男に「口座が特殊詐欺被害に遭ったようだ」などとだまされ、キャッシュカード3枚を盗まれました。
少なくとも現金30万円が引き出されていたということです。

警察によりますと、5月7日、女性の自宅の固定電話に警視庁の警察官を名乗る男から「あなたの口座などが詐欺被害にあった。手元にマイナンバーカード、通帳、キャッシュカードを準備してください」と電話がありました。

その後、別の警察官を名乗る男から「今から大事な書類があるので持って行く」と告げられ、話を信用した女性は自宅を訪れた、警察官を名乗る男の指示で封筒にキャッシュカード3枚を入れて手渡しました。

警察官を名乗る男から「保管するように」と言われ封筒を返却されましたが、別の家に住む息子からで電話で「詐欺だ」と指摘され、封筒の中身を確認したところキャッシュカードではなくプラスチックのトランプでした。

女性が目を離した隙に、警察官を名乗る男がキャッシュカードとトランプが入った封筒をすり替えていて、キャッシュカード3枚を盗まれたということです。

キャッシュカードから複数回に分けて少なくとも現金約33万円が引き出されていたということです。

警察は「キャッシュカードすり替え型」の特殊詐欺事件として捜査を進めています。

2026年の宮城県内の特殊詐欺被害は3月末時点で、
■件数 :174件
■被害額:約14億9072万円 となっています。

警察は「不審に感じた際は、すぐに警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

仙台放送
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