5月13日に福島県福島市の果樹農家を訪れた秋篠宮さま。
総裁を務める「大日本農会」の表彰を受けた農家の視察が目的で「震災から15年を迎えた福島の農業を励ましたい」と殿下自身が訪問を希望したという。
ナシ畑では、木の枝を別の木につなげて収穫しやすくする「ジョイント栽培」の説明に熱心に耳を傾け、原発事故の影響についても質問をされたという。
訪問先となったししど果樹園の宍戸薫さんは「除染や風評被害についてお答えしたのですが、すべて理解してくださいまして、説明はしやすかったです」と話す。
宍戸さんは、原発事故の翌年から畑の除染にもいち早く取り組んだが、一時インターネットでの販売がゼロになるなど、風評被害に苦しんだ。
秋篠宮さまからは「大変でしたね」と声をかけられ、一貫して被災地に寄り添う姿勢に励まされたという。
「15年ということで、視察に来ていただいたことは大変ありがたいことだと思います」と宍戸さんはいう。
秋篠宮さまはこのあと、福島県南相馬市鹿島区を訪問。原発事故で避難したのち南相馬市に戻り、営農を再開した花き農家を視察された。