横浜駅近くの繁華街で突如、発生した道路の陥没。
陥没でできた穴は数日間にわたり拡大しました。その原因は何なのでしょうか。
横浜駅西口近くの繁華街で8日に見つかった道路の陥没。
通行止めとなった現場では、11日も重機を使った復旧作業が行われました。
陥没発見直後に撮影された画像からは、アスファルトに複数の亀裂が入り消火栓のふたが傾いている様子がわかります。
警察などによりますと、発見当初、約5メートルの範囲で深さ15cmほど陥没していたということです。
現場の脇で営業する飲食店の店長が陥没を発見した際の状況を教えてくれました。
bar Bello Bello・伊瀬谷虎徹店長:
僕は金曜日5時半、朝5時半とかですね。うちの従業員が最初に見かけて、「店長!」みたいに呼ばれて僕が警察に通報した。(発見時は)こんな1メートルも沈んでなかったですね。
発見当日の夕方に撮影された映像では、発見から十数時間で陥没が深くなったように見えます。
そして10日の朝には、道路全体が何かでえぐられたように見えるほどの大きな陥没に。
発見時から10日までの現場を見比べてみると、日を追うごとに陥没が進み、道路脇に埋まっていた鉄板がむき出しになっていくのが分かります。
警察に通報した店長は、陥没が徐々に進むことに恐怖を感じていました。
bar Bello Bello・伊瀬谷虎徹店長:
ゆっくりゆっくり沈んでいく、穴が深くなっていく感じですかね。音が全くしないんですよ。それが怖くて。だからバーンってなってドーンって落ちるんだったら、わかりやすいじゃないですか。(でも)ゆっくりなんで。
また、店の営業にも影響が出ているといいます。
bar Bello Bello・伊瀬谷虎徹店長:
ここ今テラスの席になっていて、昼の12時から12時間ぐらい完全にお客さんビッシリ入った状態で営業をいつもできているので、それができないって言うのはすごく大きいですね。
近くに住む人からも「ちょっと不安ですね、不安です。インフラ面でガタガタになっているのかなって。駅前なんて一番きちんと手入れしておいてしかるべき場所だと思うんですけど、それがこの状態だと大丈夫かなという気はします」と、不安の声が聞かれました。
なぜ、これほどの陥没が起きたのでしょうか。
原因とみられているのが、現場脇で行われていたビルの建設工事です。
警察などによりますと、この工事現場では、道路側から流れ込んでくる土を防ぐ板を地中に設置していました。
しかし、この板が傾き道路側の土が工事現場側に流れ込んだことで陥没が起きた可能性があるということです。
横浜市の土木事務所は、応急処置的な復旧作業は11日中に終了し、通行止めも解消するめどが立ったなどとしつつ、本復旧に向け、引き続き工事施工者等を指導してまいりますとしています。