ハンタウイルスへの集団感染が疑われているクルーズ船から日本人の乗客1人が下船し、イギリスに到着しました。
スペイン・テネリフェ島から、FNNパリ支局・陶山祥平記者が中継でお伝えします。
クルーズ船の隣には給油船がつけていて、現在給油作業を行っているものとみられます。
クルーズ船からは、日本人を含む一部乗客90人以上が下船しました。
残る乗客も順調に進めば、11日の夕方に全員が船から下りる見通しです。
こうした中、すでに降りた乗客に関する、気になる情報も出ています。
降りた乗客は、それぞれの出身国などが手配した航空機で島を離れていますが、アメリカの保健当局は10日、アメリカ人乗客17人のうち、1人がPCR検査で陽性になったことを明らかにしました。
また、別の1人には軽い症状が出ていて、2人は航空機の中で隔離された状態でアメリカに向かっているということです。
またフランス政府も、下船したフランス人5人のうち1人が帰国の機内で症状を示したため、全員の隔離措置を始めたとしています。
WHO(世界保健機関)は、乗客乗員に対して最長42日間の監視を推奨していて、各国は状況に応じた対応を決めることになります。
一方、このクルーズ船には船内に乗員ら34人が残る予定で、今後、オランダに向けて出航することになります。