2025年6月に島根県出雲市の保育園の駐車場で、当時1歳の園児が車にひかれ死亡した事故で、車を運転していた女が過失運転致死の罪に問われた裁判の判決公判が5月11日に松江地裁で開かれ、被告の女に拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。

判決を受けたのは出雲市の39歳の女です。
起訴状によると、被告の女は2025年6月2日朝、出雲市斐川町の保育園の駐車場で当時1歳の園児をはね死亡させた、過失運転致死の罪に問われています。

5月11日に松江地裁で開かれた判決公判で、久保怜次郎裁判官は、「当時1歳の被害者の尊い生命が奪われた結果は重大で、遺族の無念さは察するに余りあり、被告人が厳重な処罰を受けることを希望しているのも至極当然だ」とした一方、「運転席にいた被告人から背の小さい被害者の姿を発見しづらい状況にあったことは否定しがたく、この事故が危険性や悪質性の高い運転行為によって引き起こされたものとはいえない」としました。

その上で、「被告人の刑事責任を軽視することができない」とした一方で、「被告人の加入保険で遺族に一定の金銭的賠償がされる見込みであること、被害者や遺族に対する謝罪や反省の態度を示している」などとして、求刑の拘禁刑1年に対し、拘禁刑1年・執行猶予3年の判決を言い渡しました。

この判決について、被告弁護側は、報道陣の取材に対して「コメントしない」と答えています。

TSKさんいん中央テレビ
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