鹿児島県内の自治体で初めて女性トップが誕生した姶良市で、米丸麻希子市長が初めての市議会に臨んだ。「本当に緊張した」と率直な言葉を残した米丸市長。さらに議長・副議長にも女性議員が選任されるという、姶良市議会でも前例のない顔ぶれが揃った。
執行部側の席は「初めて」
市議会議員の改選にともなう臨時議会が開かれた姶良市議会。県議会議員を務めた経験を持つ米丸市長だが、これまで常に議員席に座ってきた立場だ。今回初めて執行部側の席に着いた市長は、緊張した面持ちで議案の説明にあたった。
提案した議案は、専決処分の承認案件3件と人事案件1件、合わせて4件。米丸市長は「専決処分の承認案件3件、人事案件1件、合わせて4件の議案を提案させていただきます」と述べ、初の議会を乗り切った。

議会を終えた市長は「今まで議員として議員席に座っていて、執行部側に座ったのが初めてだったので本当に緊張した」と振り返った。
議長・副議長にも女性が初選任
姶良市議会にとっての「初めて」は、市長だけにとどまらなかった。議事を進行する議長に選ばれたのは新福愛子議員。さらに、議長に代わって議事を進める副議長には有川ひろみ議員が選任された。いずれも姶良市議会として初めてのことである。

市長、議長、副議長という市政の中枢に女性が揃い立つ光景に、新福議長は「我が鹿児島県姶良市において、こういう顔ぶれになったことを感慨深いと感じている」と語った。3人は「頑張りましょう」と声をかけ合い、新体制のスタートを刻んだ。

本格的な論戦は6月から
市民生活を向上させるための行政と、その予算執行をチェックする議会。その双方の中心に女性が立つ形となった姶良市では、6月議会から本格的な論戦が始まる予定だ。
米丸市長は「一般質問をいっぱい頂くと思うが、その内容をしっかり精査し、前に進められるよう勉強していきたい」と意欲を見せた。県内初の女性市長として、市民の暮らしにどう向き合うか。姶良市の新体制の歩みは、始まったばかりである。
(動画で見る▶鹿児島初の女性首長・米丸姶良市長が初議会に臨む 議長、副議長も女性に)
