イギリス・ロンドンで男性2人が刺されたテロ事件を受け、テロ警戒レベルが5段階のうち上から2番目の「深刻」に引き上げられました。
ロンドン北部で4月29日、男性2人が刃物で刺された事件について、警察はユダヤ系コミュニティーを狙った犯行かどうか捜査しています。
ロンドンでは3月以降、ユダヤ系コミュニティーを標的としたとみられる放火事件なども相次いでいます。
こうした状況を受け、イギリス政府は4月30日、当局がテロ警戒レベルを5段階のうち上から2番目の「深刻」に引き上げたと発表しました。
「深刻」に引き上げられるのは2021年11月以来で、今後6カ月以内に攻撃が起きる可能性が非常に高いことを意味します。
政府は、今回の引き上げは一連の事件に加え、国内でのイスラム主義や極右によるテロの脅威の高まりを踏まえたものだとしています。
また、イギリス政府は、今回のテロ事件や相次ぐ放火事件を踏まえ、ユダヤ系コミュニティーを保護するため、2500万ポンド、日本円で約50億円の追加支援を行うと発表しました。
支援は、礼拝所や学校、地域施設の警備などにあてられます。