両親を手伝いたいという子供の気持ちを応援する学童が、愛知県日進市で4月から始まりました。
日進市に4月1日オープンした学童「Piggy Back mates(ピギーバックメイツ)」では、ほかにはないというユニークな取り組みがあります。
午後4時半に始まった夕食づくり。毎日、子供たち自身が調理しています。
代表の御代あす花さん:
「(Piggy Backが)英語圏では『おんぶする』という意味もあるらしくして、『親御さんの負担を、ちょっとこちらに背負わせてください』という意味で」
この日は、タケノコご飯にトマトのお浸しなど全5品。調理は自分たちの分だけではなく、両親の分も一緒に作っています。
御代さん:
「迎えの時間ギリギリまで働いて、急いで迎えに行って。本当はもっと仕事をしたいのにっていう思いも持ちながら子育てしていた。迎えに行った時に夕飯ができていたら、お互いにハッピーじゃないかなと思って」

子供たちに料理を教える御代あす花さん(40)。日進市の中学校で10年間、国語教師を務めていましたが、今年3月に退職してこの学童を立ち上げました。
御代さんも2児のママで、仕事と育児に追われる中で気づいたのが、母親はもっと働きたい一方で、親の手伝いをしたいと感じている子供たちでした。その両方の思いを叶えようと生まれたのが、この取り組みでした。

調理開始から2時間、5品が完成しました。午後6時ごろ、眠ってしまう子もいる中、続々とお迎えがやってきました。
この学童では、家族と一緒に食事をすることもできます。
母親:
「夜にご飯を作って待っていてくれるとすごく助かる」
タケノコが苦手だった男の子も、自ら調理をしたことで克服したようです。
母親:
「苦手な野菜とか結構あるんですけど、自分がご飯を作った日は、その野菜もたくさんモリモリ食べられて、本当にありがたいです」
