千葉・東金市に迷惑行為が相次ぐスポットがありました。
うっそうとした雑木林の中に立つ廃墟となったホテル、いわゆる“廃ホテル”です。

壁の至る所に落書きがされ、異様な雰囲気を放っていました。
“廃ホテル”をよく見ると、窓ガラスが割れていました。

さらに、近くにはもう1軒の廃ホテルがあり、ホテルへと続く道は先に進むのを拒むようにバリケードのようなものが置かれていました。

ゴールデンウィークに入った29日午後7時過ぎ、廃ホテル周辺では警察官がパトカーで警戒にあたっていました。

廃ホテルでは無断で侵入する人が相次いでいたのです。

近隣住民:
もう誰かどころではない。いっぱい。ほぼ毎日来ています。夜中はほぼいますよ。あそこ(“廃ホテル”)に入って叫んだり、ごみだらけにしたり。

この廃ホテルは、“ネット上”で“撮影スポット”として話題となり、連日のように若者たちが駆けつけてくるといいます。

2021年、廃ホテル付近にある住宅に設置された防犯カメラの映像が捉えたのは、午後11時半ごろ、真っ暗になった道路を歩く6人組のグループが廃ホテルへ向かう姿でした。

近隣住民からは「ロケット花火や爆竹をやっている。300回近く(警察に)通報した」と怒りの声が上がっています。

過去には、ぼや騒ぎもあったといいます。

近隣住民:
3年前かな、ボヤ騒ぎがあって火事になった。あそこ。本当に迷惑どころじゃない。

2025年、警察と市と廃ホテルの管理者は3者で現場を訪れ、この場で管理者に「バリケードの設置や取り壊しを検討してほしい」と伝えたといいます。

そして、管理者からは「バリケードは設置しているが、すぐに壊されてしまう」と話していたといいます。

近隣住民:
どうにかしてもらわないと…。あの家の人だって引っ越した。嫌になるよ。

警察は廃ホテルへの侵入について、「一般的に廃虚に侵入する行為は軽犯罪法などに抵触する恐れがあるとした上で、建物の老朽化により崩落事故に巻き込まれてけがを負う恐れがあるので、安易な気持ちで建物に無断で入る行為は絶対にやめてください」とコメントしています。