北朝鮮の金正恩政権が2014年までの13年間で少なくとも358人を処刑していたとする報告書を韓国の国際人権団体が28日、公表しました。
報告書は韓国の国際人権団体「転換期正義ワーキンググループ」が2011年に発足した金正恩政権期に脱北した265人の証言と、北朝鮮内部に情報源を持つメディアの報道などを分析したものです。
報告書によりますと2011年12月から2024年12月までの13年間で少なくとも358人が処刑されたということです。
政権発足初期の2012年から2014年と、コロナ禍にあたる2020年、2021年に処刑人数が多かったとしています。
死刑執行理由の内訳では韓国の映画やドラマ、音楽のほか宗教を含めた外国の文化や情報を流布させるなどの「統制違反行為」が20.1%を占めた他、殺人が約13.2%、麻薬の密売・使用が11.1%となっています。
全体の96.4%が銃殺刑で、公開での処刑が72.8%に上っていて市民に恐怖を植え付ける狙いがあると指摘しています。