新学期が始まって1カ月、小学校では早くも春の運動会に向けて練習が始まっています。岡山市の小学校では、教員の負担を軽減するため、ダンスなどの表現運動を教員に代わって指導する取り組みが行われています。
児童と一緒に元気よく踊るのは大学生です。岡山市中区の財田小学校では5月の運動会に向けて4月30日から3・4年生の表現運動の練習が始まりました。
指導するのは、岡山市の環太平洋大学の講師と教員を目指す学生。児童一人一人の反応を見ながら本番に向けて作り上げていきます。
背景にあるのが慢性的な教員不足と長時間労働。教員の負担軽減が今回の支援の一番の狙いです。
(環太平洋大学次世代教育学部 中安翼講師)
「(新学期が)始まってすぐの運動会練習なので、学級づくりができていない状態で(負担が大きい)」
一方、教える側の学生にとっても、実践的な学びの場になることが期待されています。
(学生は…)
「思ったよりみんなすごく元気に動いてくれた。個人個人をちゃんと見てあげるということを学んだ。運動会当日まで(子供たちの)笑顔をつくってあげられたら」
(児童は…)
「みんなに振り付けを教えてくれたり、優しく面白くしてくれたのがうれしかった」
「もっとやりたいと思った。次の練習の時までに覚えて、練習して完璧にしていきたい」
(環太平洋大学次世代教育学部 中安翼講師)
「私が元小学校教員なので分かるが、教員になって初めて子供との対応に困ることがあるので子供が考えていることや喜ぶことを知ってもらうのが一番」
運動会本番は5月23日。学生たちはあと7回、練習に参加し、運動会当日もサポートすることにしています。