元大阪地検トップからの性的暴行被害を訴える女性検事が、今月30日に辞表を提出する決断をしたことを受け、SNSで広がった呼びかけで最高検察庁や法務省前に数百人が集まり抗議活動を行いました。
大阪地検の女性検事ひかりさん(仮名)は準強制性交の罪に問われている元大阪地検の検事正・北川健太郎被告(66)からの性的暴行被害を訴えています。
ひかりさんは職を賭して国や検察に求め続けた第三者委員会を設置した調査が聞き入れられないため今月30日に辞表を提出することを決めました。
この決断が27日に報じられるとひかりさんの想いに共感した人がSNSで最高検や法務省前で抗議活動を行う呼びかけが行われ瞬く間に広がりました。
そして28日午後7時頃には数百人が集まり検察の対応に抗議活動を行いました。
【抗議活動の参加者】
「本当に許せない。(ひかりさんが)どんなに孤独な闘いをしているかと思うと、来ずにはいられませんでした」
「検察内部が腐敗しているのではないかと思います。(ひかりさんに)声をあげたことを後悔させたくない」
また同じ時間帯に大阪高検・地検前などでも抗議をする人が集まりました。
【抗議活動の参加者】
「正しく犯罪が裁かれないという不安があって抗議に来た。勇気をもって告発されたひかりさんに寄り添っていきたい」
ひかりさんは突然抗議活動が行われたことに驚きを隠せない様子で、
「尊厳を踏みにじられ、命懸けでやってきた仕事まで奪われ、被害申告しなければよかったと後悔し続けてきました。でも、私の声が届いていたのだと知り、涙が止まりませんでした。被害申告をしてよかったと思えた一瞬でした。この光景を、声を、一生忘れません。本当にありがとうございました。法務省・検察には、私たち市民、国民の声に真摯に耳を傾け、私たちを守ってほしい」とコメントしています。