新潟県柏崎市で4月27日、街なかにカモシカが出没。さらに県庁では4月、キツネがお昼寝をする姿も目撃されています。専門家はこうした野生動物には近づかないよう注意を呼びかけています。
【女性】
「カモシカが入ってきた。銀行の中に」
4月27日午後0時半前、柏崎市の第四北越・銀行柏崎支店にやってきた珍客。それは体長1mほどのニホンカモシカです。
ATMコーナーに入り込んでしまったため、職員がシャッターを閉めて閉じ込めたといいます。
【猟友会のメンバー】
「いま麻酔かけて、麻酔が効くのを待っている」
そして午後3時前、柏崎市が手配した業者が吹き矢で麻酔を打ち、眠ったところを捕獲。午後4時すぎ、カモシカは市内の山に放たれたということです。
【近所の人】
「びっくりした」
【近所の人】
「無事に山へ帰って、こっちに来ないように」
このカモシカ、実は捕獲された銀行に行く前、約150m離れた酒造会社・原酒造でも目撃されていました。
「銀行侵入で話題のカモシカ、午前中はうちにおりましてね」というつぶやきとともに投稿されたポスト。
【原酒造 原彩子 常務】
「(建物の)中に入られると大変なので、みんなで扉を閉じて」
カモシカは午前9時半ごろに現れたといいます。雨が降る中、お酒の香りに誘われたのでしょうか?
【原酒造 原彩子 常務】
「びっくりした。蔵の中で『カモシカ?』という感じになっていた」
一方、1週間前に県庁の中庭にいたのはキツネ。太陽の光を浴びながら気持ちよさそうにお昼寝をしていました。
県庁では、去年もキツネの目撃情報が。さらに、そこから3km離れた新潟市中央区のやすらぎ堤を歩く姿も目撃されていました。
【ういるこ 山本麻希 社長】
「普通にタヌキ・キツネなどの中型獣は皆さんが思っている以上に、都会の本当に小さな緑地に住んでいたりする」
こう話すのは野生動物の生態に詳しく共生を目指し活動を行う、うぃるこの山本麻希社長。かわいい見た目とは裏腹に野生動物には注意が必要だと指摘します。
【ういるこ 山本麻希 社長】
「野生動物なので、ダニなどの寄生虫があったりとか、噛まれたりするとそこをベースに菌が入ってしまうこともあるので、たとえ見た目がかわいくても野生動物を見かけたときは近づかない、触らないことが重要」