静岡県小山町の「道の駅 すばしり」で、前指定管理者による“居座り営業”状態になっている問題で、町は提訴することを決めました。町長は「町に瑕疵はない」と話しています。
小山町・込山正秀 町長:
施設の明け渡しに応じず、現在も不法に占領している状況にあります
4月28日の定例会見で小山町の込山町長が非難したのは、「道の駅 すばしり」の前の指定管理者・観光開発です。
村田彬 記者:
「道の駅 すばしり」にきています。駐車場を見てみますと、県外ナンバーの車も停まっていて施設内を出入りする人の姿もみられます。目立った看板などはなく、通常通り営業している印象です
富士山のふもとにある小山町の「道の駅 すばしり」。
町によりますと、観光開発による“居座り”営業状態が続いています。
3月末で指定管理期間は終了し、4月からは別の業者が管理・運営を担うことが決まってましたが、明け渡しはされていません。
こうした中、町は観光開発に施設からの退去や土地の明け渡しとともに未納となっている2025年11月から2026年3月までの施設使用料 約800万円の支払いを求め、提訴することを決めました。
また、裁判所には退去と明け渡しの仮処分も求める予定です。
小山町・込山正秀 町長:
今の問題が解決しなければ前に進まない。こういう状況
なぜ“居座り営業”を続けているのか?
観光開発側は約5100万円を投じて厨房の設備更新や床の張り替えなど施設の価値向上を図っており、その負担をめぐり、町との見解に相違があると主張しています。
その上で、地域経済や利用者への影響を最小限にするために暫定的な措置として営業を継続しているということです。
また、小山町の提訴については「法に則った解決に向けた前進」との受け止めとともに、無償で明け渡すことは不当利得にあたり、返還を求める反訴を予定していると発表しています。
一方、込山町長は町が受け入れられない要求をしていると話します。
小山町・込山正秀 町長:
(観光開発と)もめるような話はしていなかったけど、弁護士を通して要求してきた。その要求が(町は)はのめない。瑕疵はないので、町の言い分が通ると私は思っています