4月28日は、数字の語呂合わせで「シニアの日」なのだそうです。
島根県益田市では、シニア世代を対象にした“ちょっとユニーク”な撮影会が開かれました。
髪を整え、ちょっとすました笑顔でカメラに向かうのは、益田市の88歳のおばあちゃん、娘夫婦と写真に収まりました。
撮影に参加した女性:
私が死んだ後でも写真を見て、孫や子どもがよろこんでいると思う。
益田市で開かれた「遺影」の撮影会です。
益田市の写真家・堀澤沙季さんが企画し、69歳から88歳までの夫婦や親子など9組16人が参加しました。
このユニークな撮影会は、「死ぬ準備」、「縁起が悪い」、「真顔でないとダメ」、「暗い」といった遺影をめぐるネガティブな先入観を拭い去り、「自分史上最高の笑顔の写真」を遺影にしてもらおうと、堀澤さんが師事した写真家の橘田龍馬さんが発案しました。
撮影会を企画した写真家・堀澤紗季さん:
残された家族が見た時にその方の魂が伝わってくる、おじいちゃん、おばあちゃんらしい笑顔だなと、毎日手を合わせる写真が家族の心温まる写真となれば。
堀澤さんは撮影中、積極的に声をかけ、お年寄りから自然で、自分史上最高の笑顔を引き出していきました。
撮影会を企画した写真家・堀澤紗季さん:
シニアの方たちが年齢を召されたら、自身の写真を撮りに来ることがない、撮ろうというきっかけもない、いろいろな方に撮影するきっかけを届けられたら。
最後に目にする亡くなった人の面影…笑顔あふれる遺影からは、故人と過ごした楽しい日々の思い出がよみがえりそうです。