街の身近な話題を深掘りする『キニナル!』。
今回は「学生食堂」です。
皆さんも青春の思い出があるのではないでしょうか、安くてボリューム満点、心も満たされる味です。
まずは、富山工業高校へ。
4限目の授業が終わると、生徒たちが駆け足で向かうのが…そう、食堂です。
生徒の9割が男子の富山工業高校。
開店と同時にほぼ男子で満席に。
カレーやうどんといったメニューの中で、一番人気が、ラーメン。
鶏ガラスープに、背脂を足して、濃いめに仕上げてあります。
「150円」で替え玉もできるんです。
この日も、多くの生徒が、アツアツのラーメンを味わっていました。
なかには、こんな生徒も‥
*男子生徒
「大盛っす。チャーシューもプラス5枚。持久走が3限目にあったので、その分のカリーをとるために。」
そんな富山工業の食堂の名物が「500円」で味わえる、日替わりのどんぶり。
毎週様々などんぶりが用意されていますが、不動の人気が、毎週木曜の味噌カツ丼!食堂の経営者が変わっても、60年以上受け継がれているメニューなんだそうです。
*富工食堂 長岡和枝さん
「ずっと人気で続いているものなので、味を守っていきたいなという想いで、味噌だれを作っています。OBがたまに来られて、味噌カツあるって言われることも。みなさんの思い出の中に、食堂の味が残ってくれているのは、うれしい。」
1日、25食限定の味噌カツ丼。
すぐに売り切れる人気ぶりでした。
*男子生徒
「めちゃくちゃ美味しいです。味噌を自分でかけられるのと、ごはんも多いし。合う。」
*女子生徒
「日替わりで週に1回しかないので、食べてみたいと思いました。めっちゃおいしいです。」
食後のデザートも充実。
カップケーキや揚げパンが人気なんだそうです。
育ち盛りの高校生たちを食の面から応援する食堂でした。
続いては、南砺福野高校へ。
学校の前庭に面した、明るいカフェテリア風のこちらが、その名も、「なんとおいしい福野食堂」。
20種類以上のメニューのなかで人気なのが、「週替わりのランチ。」今週は、ハンバーグとゆで卵がのった、ロコモコ丼。
この食堂、経営するのは地元の精肉店。
もちろんお肉のメニューに自信を持っています。
*女子生徒
「味がおいしいところが魅力です。」
*男子生徒
「できたてを食べられておいしい、食堂の人たちがやさしい。」
その優しさは、こんなところにも。
こちらは事前に予約のあったメニュー。
料理ひとつひとつに、注文してくれた生徒へのメッセージとイラストが書かれているんです。
*女子生徒
「書いてくれます、いつも、うれしいです。」
食堂には、メッセージボードもあり、生徒から、食堂へのリクエストや意見などを募集。
そのひとつひとつに、必ず、食堂のスタッフが回答しています。
*なんとおいしい福野食堂 吉田由香さん
「生徒さんの意見をひとつでも多く聞けるといいなと思って。美味しかったよとか、ありがとうございますって言われる時がうれしいですね。」
ラーメンのチャーシューをごはんと一緒に食べたいというリクエストから生まれたのが、温玉がのった、チャーシュー丼。
さらに、この春からは、ポイントカードを導入して、スタンプの数で、様々な特典を受けられるサービスも始めました。
これを提案したのが、生徒会の二人。
*南砺福野高校生徒会 杉村直音さん
「食堂のお姉さま方に、食堂を盛り上げてほしいと言われて考えました。」
*南砺福野高校生徒会 酒井雄都さん
「ポイントカードが作られたことで、食堂に来たいと思う生徒が増えた」
スタンプを押すときに、自然にスタッフと生徒の間で会話が生まれているといいます。
優しさと明るい笑顔でいっぱいの食堂。
生徒たちのオアシスです。
*生徒全員「食堂、最高!」
南砺福野高校には、農業環境科があって、授業で育てた野菜を食堂で提供することもあるそうです。
例えば、レタスやキュウリなどの夏野菜は、冷やし中華の具材にしたそうですよ。
また、富山工業高校は朝から営業しているので、朝食代わりに、休み時間に利用している生徒もいるそうです。
きょうは、「高校の食堂がキニナル!」でした。