三重県が誕生してから2026年で150周年を迎えるのを記念して、4月18日、50年前に埋めたタイムカプセルが開封され、参加した人々が当時を懐かしみました。
三重県庁で18日、クレーン車で直径75cm・重さ330kgの緑の入れ物が引き上げられました。50年前、三重県誕生100周年を記念して埋められたタイムカプセルです。
1976年は、ピンク・レディーが「ペッパー警部」でデビューし、ロッキード事件で田中角栄元総理が逮捕され「記憶にございません」が流行語になった年です。当時は1970年に開催された大阪万博の影響もあり、タイムカプセルがブームでした。
開封された中身は、上に置かれた書状などを見ると、保存状態が大変良さそうです。中に入っていたのは…。

一見三重県知事:
「出てきたよ、ほら!チコちゃん!リカちゃんのおてつだいです!」
一見知事も思わず興奮した、当時のおもちゃのほか、新聞や雑誌、教科書なども入っていて、集まった人は思い思いに手に取って楽しんでいました。

子供:
「絵が斬新。ちょっと古くさくて、自分のとは違うなって」
三重県職員だった90歳男性:
「懐かしいですね。これ、職員の名簿、私が載っている」
当時の写真を見つけた夫婦は…。
夫婦:
「地元ですので懐かしい思い出やね、やっぱり。一気に記憶が戻ってくるな。よく残してあるわ」
「大門のアーケードもなくなったもんね。高校の時、帰りによく通って遊んどった」
「私らが中学・高校の時は、木造の津駅だったと思うんです」

当時の知事の給料袋もあり、32万8600円と金額まで記されていました。現在の消費者物価指数で換算すると、およそ63万4千円。当時は封筒で手渡しだったようです。

当時の田川元知事から、未来の県民に向けたメッセージも添えられていました。
<田川亮三元知事のメッセージ>
「21世紀に生き続ける県民のみなさん。私たちが未来への願いを込めて贈る、このタイムカプセルの意義を理解され、さらに続く世代に贈り伝えられることを希望してやみません」
タイムカプセルの中身は今後、市役所や町役場などで順次、展示される予定です。
