失恋の痛み1人で抱え込んでいませんか。
失恋とケアの在り方を見つめ直す体験展示型イベント「失恋ミュージアム」が開催されました。
会場の壁に貼られた、たくさんの手紙。
全て、好きだった人への気持ちがしたためられています。
皆さんにとって「失恋」とは何ですか。
22日まで東京・渋谷区で開催されていた「失恋ミュージアム」。
“失恋”をさまざまな角度から見つめ直し、“前向きに捉えてもらう”体験展示型イベントです。
展示されているのは失恋後に生じる身体症状や失恋に関する最新調査データ。
傷ついた心を記憶に変えるための臨床心理士からの3つのヒントとして「痛みを避けない」「上書き保存を急がない」「自分の恋のストーリーを再構成する」と記された展示もありました。
ほかには、失恋ミュージアムに訪れた人が書き残した「失恋した好きだった人への手紙」があり、大切にしていた恋愛の思い出を手紙にしたため自分の気持ちを吐き出します。
展示を見た来場者は「今回来て(失恋は)医学的にも証明されているし、失恋の痛みってあっていいんだって論理づけてもらって安心したら、今涙出てくるほどボロボロで恥ずかしい。傷ついてる」と話しました。
アメリカでは、失恋からの立ち直りや将来のパートナーとの構築をサポートする恋愛コーチを雇うことが一般的。
日本の一部企業では福利厚生の一環として「失恋休暇」や「離婚休暇」を導入するなど今、恋愛に関するメンタルケアの必要性の認知が広がっています。
その制度について来場者からは「(失恋後)1週間ぐらいは結構メンタル的に影響あったが、(仕事の)パフォーマンスが落ちるので1日(失恋後に休暇)があるだけでも全然違う」といった声が聞かれました。
イベントを主催した「セキララカード」は、失恋直後の心を整理するための失恋カードの発売をきっかけに、失恋後のケアに高いニーズがあることに気付いたといいます。
セキララカード・磯部愛梨CMO:
けがは休めるが心の痛みは自分でなんとかするものとされがち。失恋のケアが社会的に認められたら、仕事のパフォーマンスにもプラスになる。制度がなくても実は失恋してつらいと言える職場や関係性があったら、それだけで大きな支えになるし、セキララカードはそういう社会を目指していきたい。