岡山大学は4月21日、学術研究院教育学域の男性准教授が実際の交通手段とは異なる交通手段での旅費を請求するなどして公的研究費を不正受給していたと明らかにしました。この准教授の不正受給は2017年度から2024年度にわたり、総額は約83万円です。
◆不正受給の方法は…男性准教授は大学側に全額返金済み
発表によりますと、不正受給の方法は公共交通機関による出張申請などをし、旅費を受領したものの、実際は私有車などを利用し、変更手続きを行わなかったほか、この准教授が学生を同行させる出張を行った際、私有車に学生を同乗させても学生が公共交通機関で申請した旅費をそのまま受領させるなどしていたということです。
大学の調査委員会は今後、教員懲戒等審査委員会で男性准教授に対する処分を審議することにしています。男性准教授は大学側には全額を返金しているということです。
◆大学のコメント
岡山大学の那須保友学長は「これまで、公的研究費の不正使用防止のためのルールづくり、各種のチェック等に取り組んでまいりました。それにも関わらずこのような事案が発生したことは大変遺憾であり、社会の皆様にお詫び申し上げます。本学として、この事態を厳粛に受け止め、今後は再発防止策をより一層強化し、不正行為の防止に向けた教育と意識啓発を徹底してまいります。」とコメントしています。