中東情勢の緊迫化の影響で原油から精製されるナフサの供給不安が高まるなか、国内の製造業およそ3割の企業でナフサの調達に影響がおよぶ恐れがあることがわかりました。
帝国データバンクの調査によりますと、主要な化学製品メーカー52社からナフサを仕入れる製造業者はおよそ4万7000社にのぼり、国内の全製造業のうちおよそ3割が今後、ナフサ関連製品の調達リスクに直面する可能性があるということです。
影響を受けやすい業種としてプラスチックや合成繊維などを製造する「化学工業、石油・石炭製品」が67.2%で最も多く、ハンバーガー包装紙などを製造する「パルプ・紙・紙加工品」もおよそ半数が影響を受けるとしています。
帝国データバンクは石油化学製品のサプライチェーンはすそ野が極めて広く、当面は多くの製造業で連鎖的な「事業縮小リスク」にさらされると分析しています。
(フジテレビ経済部)