父親・安達優季容疑者の逮捕により、11歳の結希さんの死亡をめぐる事件の経緯が明らかになりつつある。容疑者は殺害と死体遺棄を認める供述をしており、警察は車のドライブレコーダーや押収品の分析などを通じ、犯行の詳しい状況を調べている。
安達容疑者「衝動的に…」
父親・安達優季容疑者の逮捕によって事件の詳細が明らかになってきている。死体遺棄だけでなく殺害も認める供述をしている安達容疑者。捜査関係者によると新たに逮捕前の任意の調べに対して衝動的に首を絞めて殺してしまったという趣旨の供述をしていることが分かった。

さらに場所については最初の遺棄現場で殺害したと話していることも明らかになっている。安達容疑者の供述について、フジテレビ報道局の上法玄解説委員は「突然、衝動的にカッとなって殺意が芽生えたかのような話をしているんですが、現場の状況あるいは遺体の状況と合致するのかどうか、今後の入念な捜査が待たれるところです」と述べた。
ドライブレコーダーはデータの一部が消される
そして犯行後の行動に関しても少しずつ分かってきた。

警察が安達容疑者が運転していた車のドライブレコーダーを調べたところ、データの一部が消されていた。結希さんが行方不明となった3日後の3月26日、安達容疑者の自宅を家宅捜索する様子をカメラが捉えていた。

安達容疑者が立ち会って車に指をさす姿が分かる。さらに捜査員が写真を撮る様子も見られた。行方不明となった3月23日からわずか3日後、警察が早い段階から車に目をつけていたことについて上法氏は「最後に生存確認された23日に車で送ったということで最終的な状況を調べたかったというのは言える」加えて「この時ドライブレコーダーなどについて、23日以降の一定期間のデータが消されていたとすれば警察はさらに父親に対して嫌疑を深めていった可能性はある」と分析した。
押収した車で何を捜査
そして17日の映像では午前10時半ごろ、安達容疑者の自宅に停められていた車にシートがかけられ南丹署に運ばれた。

押収された車でどのような捜査を行うのか問われると「この車が少なくとも遺体を運んだ証拠となる可能性は極めて高い。そうなるとこの車を使って犯人である父親に実際どのように遺体を運んだのか、運び入れたのか、運び出したのか、再現させてしっかり証拠を押さえていく必要がある」と述べた。
自宅からは着衣など三十数点が押収
さらに、自宅から安達容疑者や家族の着衣など三十数点が押収されていることについて「犯行を行った時に父親が着ていた衣服、あるいは遺体を扱った時に着ていた衣服がどれなのか、行動を裏付けるもので科学捜査のために全て押収していった」と分析した。

(「イット!」 4月17日放送より)
