2022年に完成した八代市庁舎の建設事業について調査する八代市議会の百条委員会が14日開かれ、証人として出席した市職員の一人は「『天の声』の指示で業者を選ぶ入札基準が決められた」と証言しました。

八代市によると、市庁舎の本体工事は2019年8月にゼネコンの前田建設工業など3社で作る共同企業体が 129億8000万円で落札、落札率は99.9パーセントでした。

14日開かれた委員会では、新庁舎の工事発注に関わった職員2人が証人として出席、このうち入札に関わった女性職員は当時の上司から「選定基準案は『天の声』によるものであり、一言一句変更することなくこの案に従って行うよう指示された」と証言しました。

また庁舎の設計などを担当していた男性職員は、契約から2か月後の2019年11月に「前田建設工業の担当者から『採算が合わない』と市側に連絡があった」と証言。

市側は「業者の利益ねん出のための具体策を、市幹部が業者や成松由紀夫市議と協議していた」と認めました。

百条委員会は、今月下旬に開く次回も証人喚問を行う予定です。

テレビ熊本
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