文豪・夏目漱石が現在の熊本大学、旧制第五高等学校に英語教師として着任して130年。これに合わせて記念事業『お帰りなさい漱石先生130年の時を越えて』が企画されました。

13日はオープニングセレモニーがあり、『漱石文化みらい会議 くまもと有識者会議』の座長を務める姜尚中さんが「漱石は〈日本の財産〉。一緒になって盛り上げ、〈世界の熊本〉にしてほしい」と挨拶しました。

そして、漱石が熊本での体験を基に書いた『二百十日』『草枕』『三四郎』の三部作を大学生が熱演。これに熊本大学の小川 久雄 学長や阿蘇市の松嶋 和子長などが加わる場面もありました。

【学生】
「僕はこの社会の矛盾に腹が立っている。阿蘇の山は僕たちのこの熱い思いを受け止めてくれるでしょうか」

【阿蘇市 松嶋 和子 市長】
「阿蘇の雄大な山々はあなたを正面から素のままで受け止めてくれます。阿蘇の雄大な自然は人間として本当に大切なものは何か、幸せとは何かをじっくり考えさせてくれます」

また、木村知事や大西熊本市長も漱石風の装いで歓迎の言葉を述べました。

今後、夏目漱石の関連イベントが県内各地で開かれ、9月にシンポジウムも開催される予定です。

【漱石文化みらい会議くまもと実行委員会 吉村 隆之 委員長】
「熊本に漱石がいたことを知らない若い人もたくさんいると思う。新しいことを若い人が気付く、〈こういう経験から作品につながったんだ〉〈考え片が生まれたんだ〉とそういうことが分かるかもしれないと期待したい」

テレビ熊本
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