サイバー犯罪の手口が巧妙化する中、警察に専門的な助言をするアドバイザーとしてAI技術などを研究する佐賀大学の教授など2人が任命されました。

【佐賀大学理工学部 中山功一教授】
「佐賀大学の技術が佐賀県の、特にサイバー犯罪にお役に立てるということで、我々の研究成果を提供できるようなことを目指したい」

アドバイザーに任命されたのは佐賀大学理工学部の中山功一教授と廣友雅徳准教授です。
ことしからアドバイザーに就任した中山教授はAI技術などを活用し「ニセアカウントの見分け方」を研究していて、詐欺対策への活用を目指しています。

【佐賀大学理工学部 中山功一教授】
「私の技術を使えば、相手が「偽物」いつもの人なのか、「本物」のいつもの人なのかがプログラム上で分かるという仕組みを開発していますので、そちらを使っていただければそれが「いつもの相手ではないぞ」ということが正しく判定できる」

一方、廣友准教授は情報セキュリティを専門とし、「どんな人が騙されやすいのか」や「パスワードを解読するのにかかる時間」などを研究し13年目のアドバイザー就任となりました。
県内のサイバー犯罪は増加傾向にあり、県警への去年の相談件数は833件と、前の年と比べ2割ほど増えています。
最も多いのはSNSやクレジットカードの不正アクセスに関する相談で全体の3割を占めているということです。
今回の取り組みによってサイバー犯罪の情勢や専門的な知見などを警察に共有することで捜査員の能力向上を図ることが期待されています。

サガテレビ
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