長野市城山動物園のメスのアシカ「ドレミ」が繁殖のため、東京の動物園に移動しました。秋ごろには園に戻り、うまくいけば、2027年初夏ごろにはアシカの赤ちゃんが見られるかもしれません。
長野市の城山動物園。人気者のアシカがいるプールをのぞくとー。
(記者リポート)
「動物園の顔のアシカですが、今はオスのシュンくんのみとなっています。プールを独り占めできるからか、とても優雅に泳いでいます」
城山動物園といえば、2頭のカリフォルニアアシカがいて、オスのシュン(20歳)の得意技は「えさキャッチ」。
そして、メスのドレミ(7歳)といえば、かわいらしいしぐさが人気ですがー。
4月14日は、プールにいるのはオスのシュンだけ。
ドレミの姿がありません。
訪れた人:
「(普段は2頭いるけど)足りないですよね、ちょっと寂しい」
「1頭か、さみしそうだなと思って」
なぜかというと―。
メスのドレミは4月13日、東京の「よみうりランド」に移動しました。
午前8時に城山動物園を出発し、約4時間かけてよみうりランドに到着したということです。
城山動物園・塚田泰佑さん:
「無事に搬出できるかというところが心配だった。無事に安全に搬出することができて一安心」
長距離の移動、そして初めての場所でどうなるか不安でしたが、落ち着いた様子だということです。
城山動物園・塚田泰佑さん:
「非常に落ち着いた様子で精神的にも安定していると聞いている」
「ドレミ」は2019年に茨城の水族館からやってきました。
今回の移動の理由はペアリング、つまり繁殖のためです。
当初シュンとの繁殖を試みましたが、うまくいかず断念。
ペアリングの相手を探していたところ、よみうりランドが受け入れてくれることになったということです。
城山動物園・塚田泰佑さん:
「よみうりランドでうまくペアリングが成功して。一度で成功すればいいと思っています」
ペアリングを終えた後、ドレミは9月〜11月ごろに城山動物園に戻る予定です。
一方、ドレミがいなくなり、プールを広く使えるようになったシュン。
城山動物園・塚田泰佑さん:
「さみしがるというよりは(プールが)広くなって優雅に泳いでいるよという感じ。城山動物園の看板であるアシカのシュンの生態なども、もっと今まで以上にお客さまにお伝えできればと思う」
ドレミが戻るまで訪れた人にとっては寂しいことですが、繁殖がうまくいけば2027年の初夏ごろにはアシカの赤ちゃんがみられるかもしれないということです。
城山動物園・塚田泰佑さん:
「あれ、きょうドレミちゃんいないって声は(お客さまから)聞かれています。お客さまもさみしいと思うが、来年にはかわいい赤ちゃんが見られれば私たちもうれしい」