新潟県燕市の国上寺で18年ぶりとなるご開帳が始まった。これに合わせ、由緒ある寺にはふさわしくないと、かつて物議を醸したイケメン絵巻の新作も期間限定で公開されている。イケメン絵巻とはどういったものなのか、取材した。

国上寺 “イケメン絵巻”第2弾を公開

新潟県燕市にある国上寺で始まった18年ぶりのご開帳。

国上寺のご開帳
国上寺のご開帳
この記事の画像(27枚)

普段は目に触れることのない本尊の阿弥陀如来像や10体の秘仏・掛け軸などを間近で見ることのできる貴重な機会だ。

さらに、期間中は講堂も一般公開。その講堂の床の間の壁やふすまには、かつて本堂の壁面に描かれ、物議を醸したイケメン絵巻の第2弾が公開されていた。

イケメン絵巻
イケメン絵巻

源義経や弁慶など、寺ゆかりの偉人が国上山の自然の中で過ごしている様子をアーティストの木村了子さんが描いた。

木村さんは「5年間、ふすま絵は眠っていた。やっとお披露目できて、正直うれしい気持ち」と話す。

このイケメン絵巻は6年前に予定されていたご開帳に合わせて制作されていたもの。

しかし、新型コロナの影響でご開帳が延期となったため、第2弾も公開されず。ようやく日の目を浴びた。

国上寺の山田光哲住職は「日本画がこの部屋とマッチして大変いいなと思っている」と語った。

7年前 物議醸したイケメン絵巻…第1弾は取り外し決まる

寺離れが進む中で話題をつくり、人を呼び込もうという住職のアイデアで7年前に第1弾が公開されたイケメン絵巻。

しかし、国上寺を文化財に指定している燕市はイケメン絵巻の設置を許可せず。

それでも国上寺は公開を続けていたが、今回、ご開帳が始まったということで、山田住職は「ご開帳をもって、第1弾のイケメン絵巻を回収というか、撤去して保管する」と第1弾のイケメン絵巻の取り外しが決定。

さらに第2弾が描かれている講堂も普段は一般には解放されていないため、イケメン絵巻を拝むことができるのは、ご開帳が開催されている5月11日までの1カ月間のみだ。

山田住職は「新旧合わせて楽しめる今回のご開帳ということで、ゴールデンウイークの計画・予定を立てていない方はせっかくの機会なので見に来ていただければなにより」と呼びかける。

国上寺は次回のご開帳に合わせて、再びイケメン絵巻を公開することを計画している。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(27枚)
NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。