ハンガリーで12日、総選挙の投開票が行われ、ロシア寄りの姿勢を取ってきたオルバン政権が16年ぶりに交代することが確実となりました。
ハンガリーのオルバン首相は12日、「つらい結果だが、野党の立場から国に奉仕する」と述べ、敗北を認めました。
オルバン政権は、ロシアとの関係を保ちながら、EU(ヨーロッパ連合)のウクライナ支援にたびたび反対してきました。
今回の投開票で第一党となった中道右派の「ティサ」は、オルバン政権の汚職や経済の混乱を批判し、医療や教育の立て直しを訴えて支持を広げました。
今後、「ティサ」のマジャル党首が首相に選ばれる見通しで、今回の政権交代はEUのウクライナ支援などにも大きな影響を与えそうです。
選挙の結果を受け、ウクライナのゼレンスキー大統領はXに「ハンガリーとの協力関係をさらに発展させる用意がある」と述べマジャル氏の勝利を祝福したほか、EUのフォンデアライエン委員長やフランスのマクロン大統領、イギリスのスターマー首相らヨーロッパ各国の首脳がマジャル氏の勝利を歓迎するコメントを発表しています。