愛媛県今治市にある石材工事・墓石販売業者と関連会社が、墓石の需要の低迷などのため、破産手続き開始の決定を裁判所から受けたことが9日に分かりました。負債総額は2社あわせて約4億6000万円と見られます。

東京商工リサーチ今治支店によりますと、破産手続き開始の決定を受けたのは、今治市山方町にある石材工事・墓石販売業「大島石材工業」、そして関連会社で今治市宮窪町余所国の採掘業「大島石材開発」です。

東京商工リサーチ今治支店によりますと、「大島石材工業」は1877年頃に創業の老舗。高級な大島産「みかげ石」を主力に扱い墓石の展示場を開くなどして業績を拡大。「大島石材開発」は1983年5月に設立され、大島石の採掘を手がけていました。

しかし景気の低迷や輸入石材の増加、少子高齢化に伴う墓じまいなど、生活スタイルの変化に伴い、売上げは徐々に減少。今後も墓石の需要拡大が見込まれず、先行きの不透明感が増し、破産手続き開始の決定を松山地裁今治支部から3月27日に受けました。

負債総額は2社あわせて約4億6000万円と見られます。

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