「全部値上がり経営が成り立たない」。予断を許さない中東情勢の荒波は、愛媛県の農業の現場にも及んでいます。宇和島市で早場米の田植えをしている生産者は9日、今後の負担増加への不安を明かしました。

農家の松本高秋さん:
「ここにうちが使う軽油がドラム缶2本分入ってるんですが、これは価格が上がる前に購入した分で一本はほとんど空で、あと一本しか残りがない」

夏に収穫する早場米の田植えが行われている宇和島市三間町。9日に燃料への不安を明かしたのは、農家を営む松本高秋さんです。

田植え機などで使う軽油は年間で約1400リットル。政府の緩和措置で抑えられているものの、中東情勢が不安定ななか今後の負担増加を心配しています。さらに燃料以外にも…

松本高秋さん:
「マルチいうて、野菜作る時にかけるビニールがあるんやけど、それらも品物がないと。注文してもないと」

作物を育てるため土壌を覆ったり、農業用ハウスに使われたりするシートなどは品薄の状態。価格も2割ほど上がっているといい、農家を取り巻く環境は厳しさを増しています。

松本高秋さん:
「資材と燃料、電気全部値上がりしとるんで、それ相当の金額にならんと経営は成り立たないですよね」

春の農作業が本格化するなか、中東情勢の一刻も早い事態の収束が望まれます。

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テレビ愛媛
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