「札幌市営地下鉄大通駅の定期券販売所に来ています。年度初めということもあり、大勢の人が並んでいます」(大門亜矢ディレクター)

 春の風物詩とも言える、この混雑が緩和されるかもしれません。

 札幌市営地下鉄東西線の大通駅地下1階の定期券売り場。

 札幌市は混雑を解消しようと、2027年度を目指して売り場を移転する計画です。

 「現在の定期券発売所はコンコースの通路で客が待つ状態になっていて、混雑することが課題となっている」(札幌市交通局 高橋 宏明 営業課長)

 現在の定期券売り場は、地下鉄東西線が開業した1976年に設置されました。

 「さっぽろ地下街」やデパートとも直結し、観光名所の「さっぽろテレビ塔」も近いため人通りが非常に多い場所です。

 定期券を買うために並ぶ人にとっても、ここを通行する人にとっても、混雑はストレスとなっていました。

 「今はそんなに混んでいないが、もっと混雑している時もある」

 「年度初めは学生がすごく並ぶ」(いずれも定期券の購入客)

 移転先は現在の場所から約100メートルで、歩いて2分ほどの距離です。

 デパートの「丸井今井」の先を右に曲がった、商業施設「札幌シャンテ」の向かい側です。

 新しい売り場は、どのような場所になるのでしょうか?

 「専用の待合スペースを準備する。室内で待てて座るスペースがあり、定期券申込書の記入も室内でできる」(高橋課長)

 新しい売り場の面積は現在よりも広くなり、座って待つことができるスペースを設けます。

 整理券の発券機を導入することで、スムーズに購入できるようになるということです。

 利用者は。

 「待ち場所ができるので、売り場を移転するのは良い判断だと思う」

 「座れたらいい。立って待つのはきつい」(いずれも定期券の購入客)

 ただ、移転は2027年の春以降になる見込みなので、今の売り場での年度末や年度初めの混雑はもう一度ありそうです。

 移転後の現在の場所には飲食や物販のテナントが入る予定で、札幌の地下の顔も変わりそうです。

 現在の定期券発売所は、丸井今井札幌本店の出入り口のすぐ目の前にあります。

 移転先は同じ地下1階コンコース内で、丸井今井の前を通り、札幌シャンテやMARUZEN&ジュンク堂書店方面へ向かう通路の途中です。現在の場所から歩いて約2分の距離となっています。

 これまでは定期券の手続きの際、コンコースで立ったまま行列に並ばなければなりませんでした。新たな発売所には座って待つことができるスペースが設けられる予定で、利用者にとっては負担が軽減されそうです。

 ただ、新しい場所での開業は2026年春以降を予定しています。次の春の定期券購入シーズンは、引き続き現在の場所での対応となる見込みです。

北海道文化放送
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