この春、小学校に入学する新1年生が気をつけたいのが通学途中の事故です。
事故を未然に防ぐ取り組みも進められています。
福岡県北九州市小倉北区の保育園で3月に行われた交通安全教室。
参加したのは4月から新1年生になる保育園児約20人です。
警察官とともに横断歩道の渡り方など基本的な交通ルールを学びました。
その後、園児たちが向かったのは通学路。
小学校入学を前に実際の通学路を歩いて危険な場所を事前に確認するとともに、警察官と一緒に横断歩道を渡って、交通ルールを再確認しました。
◆園児
「車に気をつけて小学校に行きます」
◆園児
「右手をあげて、右・左・右を見て、手をあげて渡ります」
小学校入学前に交通安全教室が行われたのにはある理由がありました。
去年1年間に県内で登下校中に発生した交通事故でけがをした小学生のうち半数以上が1・2年生だったということで、「魔の7歳」とも言われています。
7歳の事故が多い原因について、交通事故の防止に取り組むこくみん共済coopの担当者は…。
◆こくみん共済coop 比企野淳史さん
「7歳の子供たちは小学生になる年齢なので、友達も増えるし行動範囲が広がっていく。大人よりも目線が低いため、十分な注意力が育まれていない」
そして7歳の事故にはある特徴があるといいます。
◆こくみん共済coop 比企野淳史さん
「実は発生場所として多いのが自宅から500メートル以内。小学校から帰る時に、自宅に近づくにつれて気が抜ける、油断をしてしまう。住宅街なので道が狭かったり入り組んでいる、見通しが悪かったりする」
7歳児が巻き込まれる事故を未然に防ごうと、こくみん共済coopは金沢大学とともに「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」を開発。
警察庁のデータベースを活用していて、住所や小学校の名前を入力すると過去に周辺で発生した交通事故の情報を見ることができます。
◆こくみん共済coop 比企野淳史さん
「親子で一緒に通学路を歩いて危ない所を一緒に確認する、登校練習に活用していただければ」
楽しい小学校生活を過ごすためにも、入学前に親子で事前に通学路の危険な場所を確認することが大切になりそうです。